K's Labo 3G

 年金記録転記の大量ミスについて思うところ

  • Jan312008
  • Author: 川口
  • Categories: Column
  • Tags:
  • Social Bookmark

何かと世間をあっと驚かせてくれる国があります。そうです、中国です。
ある種「食物テロ」とも言える「中国産餃子」ですが、それに関連して「自主回収」する「中国製商品リスト」が公開されてます(↓↓)。しっかし、かなりの商品数があります。びっくりです。

asahi.com:自主回収する中国製商品リスト 中毒問題 - 社会

この問題については言いたいことが山ほどあるのですが、ここはぐっと堪えて他のサイトや有識者のブログにお任せします。

で、「中国産餃子」の話題のせいで、すっかり影が薄くなってしまった問題があるのですが、皆さんご存知でしょうか?「年金記録転記の大量ミス」です。

「社会保険庁」に、マイクロフィルムで保管されている年金記録「旧台帳(と呼ぶらしい)」1466万件のコンピュータ入力作業を、現在約1600人の派遣アルバイトが行っているらしいのですが、昨年12月10日から派遣された中に、中国人のアルバイトが約60人程含まれていたそうです。
その中国人達は「日本語を話せるし、漢字も書ける」というふれこみだったそうなのですが、実際は大量の転記ミスを発生させ、約9日間に入力された20万件ないし25万件のデータが全てパーになり、結局やり直す羽目になったそうです。
詳しくは下記のリンクからどうぞ。

社会保険庁のコンピューターに未入力の「旧台帳」と呼ばれる年金記録計1466万件の入力作業で、社保庁が昨年12月、人材派遣会社から派遣された中国人のアルバイト約60人を採用し、氏名を書き写す作業で大量のミスが発生していたことが30日、わかった。via: 年金記録転記で大量ミス、中国人アルバイトが誤記 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

ここで私が言いたいのは、中国人だったから、姓と名の分け目を間違い(「金田」を「金」としたり)、旧字体やひらがなを読み取れなかったりしたという、「ちょっと無理があったようだなぁ~」というような内容では決してありません。
非があるのは、派遣会社経由で中国人アルバイトの受け入れを許可した「社会保険庁」にあるのです。

膨大な数にのぼる「旧台帳」のデータ入力は時間がかかる。
  ↓↓↓↓
しかし、何とか短い期間で全て終らせたい。
  ↓↓↓↓
となると、大量のマンパワーを動員すればいい。
  ↓↓↓↓
しかし、コストは極力抑えたい。
  ↓↓↓↓
となると、賃金が比較的安いであろう外国人ではどうか。
  ↓↓↓↓
しかし、日本人の氏名が読めなければ問題。
  ↓↓↓↓
では、日本語が話せて、読み書きできる中国人ではどうか。

上記のような連鎖があったかどうか定かではありませんが、個人的な意見ですが、ある種、似たような連鎖は生じたように思えます。

ここで問題となるのは「日本人の氏名の判読」です。
考えてくださればお分かりになるとは思いますが、ご自分のまわりの友人・知人の中に、苗字・名前の漢字がパッと見、読めないって方はいらっしゃいませんか?思い浮かべただけでも私のまわりでも数名いらっしゃいます。何を隠そう、私もその一人です。私の名前は「とおる」です。漢字では「亨」と書きます。が、よく「享」と間違われることがあります。しかし「享」ならまだマシな方で、ごく稀に「亭」と間違われます。苗字から続けて書くと「川口亭」となり、まるでどっかの洋食屋さんかカレー屋さんみたいになっちゃいます。
毎年、年賀状をくれる知人の一人が、宛名の部分にこの「川口亭」と記載し郵送してきてくださいます。毎年毎年なので、恐らく、年賀状印刷ソフトのデータ自体が間違って入力されているからだろうと考え、今では半分あきらめています。
そういえば、小学生の時に貰った賞状には、一度だけ「川口停」と書かれてました。バス停のようになってました。
ちなみにこの「川口亭」・「川口停」の話は、私のもちネタでは決してありません。事実です。

少々横道にそれました。話を戻します。
つまり、同じ日本人でも難しい文字(漢字)の為、正確な氏名の判読が難しいのに、ましてや外国人で大丈夫な筈がありません。柔軟な思考の持ち主であれば、あらかじめ危険予知は十分可能だったと思います。

また「社会保険庁」は、中国人アルバイトの派遣にかかった費用は支払わない方向で検討しているそうですが、それもおかど違いな話と思います。
中国人アルバイトの方々は、読めない・読みにくい文字に悪戦苦闘しながら、一生懸命入力した筈です。それはソレ。これはコレ。正当な労働に対しては、正当な賃金を支払うべきではないでしょうか?何度も言いますが、非は中国人アルバイトの受け入れを許可した「社会保険庁」にあるのですから。あっ、柔軟な思考が欠落している為、分からないのかもしれませんが・・・。

最後にこの「年金記録転記の大量ミス」が、「中国産餃子」の問題で有耶無耶にならないことを願いつつ、「社会保険庁」には管理体制の抜本的な改革を願ってやみません。無理なんでしょうけど。・・・・・・・・。

 Comments(0)

No comments found.

 Post a Comment

 

コメント用フィード